「好きを追いかけて未来につなぐ」
福島県立あさか開成高校にて、国際理解講座の一コマで授業させていただきました。
日本画や震災のこと、
札幌で働いたこと。
パプアニューギニアでのドネーションや
オーストラリアに住んだこと。
画家として活動すること。
生きること。
震災のショックでしばらく絵が描けない時期がありました。
ですが、未来を絶たれた人たちがたくさんいる中、
生きている私は本当にやりたいことに素直に向き合うべきだと感じ、
幼い頃から憧れていた異国を訪れることにしました。
その初めての国がパプアニューギニア。
離島の小さな村に本を寄付するプロジェクトに参加しました。
65冊をスーツケースに詰めて、現地でボランティアをしていた友人の元へ向ったのです。
自分の気持ちを確かめる旅でもありました。
未知の国で出会った景色は、幼い頃から夢見ていた空想の世界そのもの。
自分の夢が現実として目の前に広がっていることに感動し、
改めて美しく鮮やかで力強い自然の姿を
絵として表現していきたいと感じさせられました。
その後、オーストラリアに一年住み、
豊かな自然やあたたかな人たちに助けられながら
絵を描くことを再開していきます。
生徒さんたちは、わたしのチャレンジ精神あふれる生き方に
共感と憧れをもってくださったそうです!
嬉しい!
わたしの経験が、誰かの役に立つ日が来るなんて、
本当に有り難かったです。
みんながそれぞれどの世界に羽ばたいていくのか。
若い卵達の栄養になりますように。
私もまだまだ飛びます!
自分の過去と改めて向き合う機会ができ、
またひとつ成長を感じています。
私もたくさん学ぶことができました。
このような貴重な経験をさせてくださいまして
ありがとうございました。