福島日産自動車株式会社、2024年度の企業活動シンボルとして、梅の花の作品「花笑む」を描きました。
4月1日の福島民報新聞にて一面に広告が掲載され、
同日開催された福島県浪江町(私の故郷)での福島日産の入社式にて、スピーチをしてまいりました。
こうして作品だけでなく、皆さまに”言葉を通して伝えること・届けること”が直接できる機会、とても嬉しく思います。
梅は寒い冬にいち早く春を告げる花。
地域のために「いち、はやく」行動していくという福島日産の想い・理念を象徴する花として選ばれています。
たくさんの花がそれぞれの心に、地域に、未来に、ふわりと咲きますように。
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「この度、福島日産 2024年度の企業活動シンボルビジュアルを描きました。作品は「はなえむ / 花笑む」と名付けました。
古来、日本人は花が咲くことを「笑う」と表現すること、地域にたくさんの笑顔が咲いて欲しいという願いを込めています。
制作前、金子社長より「おこす」(興)というキーワードを頂戴し、その瞬間に、光がバーッと広がっていく「はじまりのエネルギー」という言葉が湧き上がりました。
ここから何かが始まる。この先にきっと素敵なことがたくさん待っているんだ!という未来への希望。キラキラとした胸のときめき。何より、金子社長の地域を想う熱い言葉に込められたバイブレーション、そして、これまでお会いした福島日産の皆さまの笑顔に、私の魂が揺り動かされて生まれた作品です。
私は福島県浪江町の海沿いの地域で生まれ育ちました。
雄大な空と海の青と、田園が広がる豊かな自然の緑が、私の感性を育んでくれました。
今では瓦礫や空き地で、茶色や灰色の世界が広がって、失われた色に寂しさを感じます。
この、傷つき、まっさらになってしまったキャンバスに何を描くかで、この先の未来が大きく変わっていきます。
ここで暮らしていたひとりとして、この町に何か新しいものが増えるのならば、私たちを生かしてくれているこの自然環境も尊重し、ほんとうの人々の心の豊かさに、笑顔につながる取り組みであって欲しいとずっと願っておりました。
浪江町にEVパークが生まれることに私はワクワクしておりますし、その未来に、色彩が豊かに溢れるビジョンが視えました。人々が集まり、ここから新しく楽しい浪江の思い出が生まれていく。地域のことをほんとうに考え抜いて、いちはやく行動へ移し、突き進んでいく福島日産の皆さまと、こうして「はじまりのとき」を絵を通してご一緒できていること、とても光栄に思います。
復興は、住んでいるその地域の人々だけでなく、他の地域からの人の流れ、外部との交わりの中で進化・発展していくものだと感じております。作品の中で飛び回る鳥は、浜通り・中通り・会津地域、そして福島県外からの人々やエネルギーの交流をイメージし、繋がりや循環が生まれていく様子も表現しています。
作品を通して皆様の心に光を灯すことができましたら幸いです。人々が集い、彩り豊かな記憶を積み重ねて、笑顔の花咲く場となりますように!!」
2024年4月1日 日本画家 舛田 玲香
・・・福島日産自動車株式会社 入社式でのスピーチ
福島日産自動車株式会社
代表取締役社長:金子 與志幸
本社所在地:〒960-8102 福島市北町2番32号
HP:https://ni-fukushima.nissan-dealer.jp/
電話番号:024-523-2111(代表)
2024年4月1日 福島日産自動車株式会社入社式